スポンサーリンク

【2003京都大学】1の虚数立方根w(オメガ)、因数定理

複素数平面まとめ(数Ⅲ)

【2003京都大学・理・第4問】

多項式 \((x^{100}+1)^{100}+(x^2+1)^{100}+1\) は多項式 \(x^2+x+1\) で割り切れるか.

\(1\) の立方根: \(\omega\) (オメガ)とは?

\(\omega\) とは?

\(1\) の立方根 ( \(3\) 乗根 ) のうち,虚数解の \(1\) つを \(\omega\) (オメガ) と表す.

\(\omega\) の性質

\(3\) つの性質

1.\(\omega^3=1\) 

2.\(\omega^2+\omega+1=0\) 

3.周期性をもつ( \(1\) , \(\omega\) , \(\omega^2\) を繰り返す )

【2021近畿大学・文系】1の立方根の虚数解:ω(オメガ)とは?ωの性質と演習問題
1の3乗根「x^3=1」の虚数解の1つをω。このとき関係式「ω^3=1」「ω^2+ω+1=0」が成り立つ。1,ω,ω^2の周期性、次数下げを用いて考える。数学Ⅱ:複素数と方程式。頻出・有名入試問題。近大過去問。産近甲龍。関関同立。私立大学受験対策。

解答・解説

\(x^2+x+1=0\) は共役な虚数解をもち,それを \(x=\omega,\overline{\omega}\) とおく.

\(\omega\) は \(1\) の \(3\) 乗根のうち虚数解の \(1\) つであるから

\(\omega^3=1\) , \(\omega^2+\omega+1=0\) をみたす.

ここで,

\(\omega^{100}+1=(\omega^3)^{33}\cdot\omega+1=\omega+1=-\omega^2\) より

\((\omega^{100}+1)^{100}=(-\omega^2)^{100}=\omega^{200}=(\omega^3)^{66}\cdot\omega^2=\omega^2\)

また,

\((\omega^2+1)^{100}=(-\omega)^{100}=\omega^{100}=\omega\) であるから

\(f(x)=(x^{100}+1)^{100}+(x^2+1)^{100}+1\) とおくと

\(f(\omega)=(\omega^{100}+1)^{100}+(\omega^2+1)^{100}+1\)

\(=\omega^2+\omega+1=0\)

\(f(x)\) は実数係数の多項式より

\(f(\overline{\omega})=\overline{f(\omega)}=\overline{0}=0\)

したがって,\(f(x)\) は \((x-\omega)(x-\overline{\omega})=x^2+x+1\) で割り切れる.

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました