(1)問題《ア~キ》
(1)解答・解説《ア~キ》
(ⅰ) 2回の試行でA,Bがそろっているのは
『1回目にA,2回目にB』または『1回目にB,2回目にA』の2通り
よって求める確率は \displaystyle\frac{2}{2^2}=\displaystyle\frac{1}{2} ・・・《アイ》
(ⅱ) 3回の試行でA,Bがそれっているのは
『Aが1回,Bが2回』または『Aが2回,Bが1回』のいずれか.
『Aが1回,Bが2回』のときは問題文から3通り.
『Aが2回,Bが1回』のときも同様に考え3通り.
ゆえに,6 通り・・・《ウ》
よって求める確率は \displaystyle\frac{6}{2^3} である.
(ⅲ) 4回の試行でA,Bがそろっているのは
『Aが1回,Bが3回』または『Aが2回,Bが2回』または『Aが3回,Bが1回』のいずれか
つまり,全体から『Aが4回,Bが0回』または『Aが0回,Bが4回』の2通りを引けばよい.
つまり,2^4-2=14 ・・・《エオ》
よって求める確率は \displaystyle\frac{14}{2^4}=\displaystyle\frac{7}{8} ・・・《カキ》
(2)問題《ク~シ》
(2)解答・解説《ク~シ》
(ⅰ) 3回目の試行で初めてA,B,Cがそろうとき
1回目,2回目,3回目にそれぞれ1回ずつA,B,Cが出ればよい
つまり,A,B,Cの3文字の並べ方に等しいので,3!=6 ・・・《ク》
よって求める確率は \displaystyle\frac{6}{3^3}
(ⅱ) 4回目の試行で初めてA,B,Cがそろうとき
4回目にCを取り出すとき,1~3回目でA,Bがそろえばよい
つまり(1)の(ⅱ)より6通り.
4回目にA,Bを取り出すときも同様であるから,
3\times6 通りあることがわかる.
したがって求める確率は \displaystyle\frac{3\times6}{3^4}=\displaystyle\frac{2}{9} ・・・《ケコ》
(ⅲ) 5回目の試行で初めてA,B,Cがそろうとき
5回目にCを取り出すとき,1~4回目でA,Bがそろえばよい
つまり(1)の(ⅲ)より14通り.
5回目にA,Bを取り出すときも同様であるから,
3\times14=42 ・・・《サシ》通りあることがわかる.
したがって求める確率は \displaystyle\frac{42}{3^5}
(3)問題《ス~ナ》
(3)解答・解説《ス~ナ》
6回目にDが出てそろうときを考える.
6回の試行のうち3回目の試行で初めてA,B,Cだけがそろう取り出し方は6通りで,
4回目と5回目はDが出なければよい(A,B,Cの3通りずつ)であるから
6\times3\times3=54 通り・・・《スセ》
同じように,6回の試行のうち4回目の試行で初めてA,B,Cだけがそろう取り出し方は18通りで,
5回目はDが出なければよい(A,B,Cの3通り)であるから
18\times3=54 通り・・・《ソタ》
6回の試行のうち5回目の試行で初めてA,B,Cだけがそろう取り出し方は42通りであるから
以上より,6回目にDが出てそろうときは
54+54+42=150 通り
6回目にA,B,Cが出てそろうときも同様なので
150\times4 通り
したがって求める確率は \displaystyle\frac{150\times4}{4^6}=\displaystyle\frac{75}{512}・・・《チ~ナ》

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